2021年もDry January(しらふな1月)の季節がやってきました。
2013年からイギリスではじまった、1月の間だけ断酒をして、一年の最初の月にお酒との付き合い方を見直すというこの試みも今年で9回目を迎えるに至った。
コロナ禍で迎えることとなったDry January2021はどのような反響を呼んでいるのでしょうか?
Dry Januaryについての過去記事は下記を参照ください。
◆しらふな睦月 Dry January (alt-alc.com) - 2019年
アメリカでは約5000万人が参加か!?
Forbesによる今月11日の発表によると、なんとアメリカ人の7人に1人がDry Januaryに参加しているとのことです。
市場調査会社YouGovが昨年12月に約15000人を対象として行った調査では、アメリカ人の15%が2021年1月は禁酒して過ごすと答えています。これは前回の10%を大きく上回る数字となっています。
2200名のアメリカ成人を対象としたまた別の調査でも、13%が1月にお酒を抜くと答えており、こちらも前年の11%を上回る結果となっています。
アメリカの総人口が3.27億人ほどですので、これは4251万人~4905万人ほどに相当します。
一方でAttestによるとおよそ60%のアメリカ人は未だに"Dry January"という言葉を知らないと答えており、今後の成長の余力を残していると考えらます。
世界でのDry January
Google Trendで"Dry January"についての検索状況を見てみると、Dry Januaryスタート当時からは15倍以上の伸びを見せており、今年も注目度は過去最高を記録する見通しだ。
日本では、まだまだ火がついていないこの新習慣ではありますが、近い将来1月はお酒を控えて、その年をより健康的にスタートし、お酒との付き合い方を考え直すといったニューノーマルが出てくるのもそう遠くないかもしれません。
参考サイト
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