今年2020年のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)MBAプログラムにおいて、Most Disruptive MBA Startup(最も創造的なMBAスタートアップ)を今秋リリースのノンアルコールブランドhiyo が勝ち取った。
hiyoのブランドコンセプトは下記の通りである。
----------------------------------------
For the mindful consumer who wants a more meaningful social experience, hiyo is a mood-enhancing social tonic that is a refreshing, fun, and functional alternative to alcohol. Unlike boring soda waters and sugary mocktails, hiyo tastes delicious while delivering a powerful mood boost, ushering in a new wave of drinking that allows consumers to relieve stress without sacrificing their health in the process.
「社交の場をより有意義なものにしたいと考えているマインドフルな消費者に向けて、hiyoは爽快で面白みと機能性をもったオルタナティブアルコールとしての世界観をもったトニックを提案します(これまでの面白みにかけた炭酸水や砂糖たっぷりのモクテルではなくてね!)。美味しいだけじゃなく雰囲気も大切にする、健康を損なうことのない新しい時代の訪れを感じさせるドリンクです!」
----------------------------------------
hiyoを起ち上げたのは、Evan Quinn氏とGeorge Youmans氏の二人。2019年に一時的な断酒を経験した二人は、お酒のない生活に対する喜びとお酒の代わりとなるような飲料がないことへの不満を同時に抱いた。
これが二人がhiyoを起ち上げるきっかけとなった。
2020年の5月には、UCLA Anderson’s 2020 Knapp Venture Competitionで賞金4万ドルを勝ち取ると夢の実現に乗り出した。
先日の『加熱するノンアルコール投資』でも紹介したが、今やノンアルコール市場/オルタナティブアルコール市場はビジネス的にも非常に面白い局面を迎えていることは、今回のMBA発のスタートアップとしてhiyoがこれだけの注目を集めていることからも間違いがない。
実際の商品詳細はまだ明らかになっていないが、MBAの担当教授やクラスメイト達と練り上げながら作ってきたブランドがどのように花開くのか非常に興味深い。
参照サイト
"2020 Most Disruptive MBA Startups: hiyo, UCLA (Anderson)" POET & QUANTS
Comments